乳腺症という病気の症状について詳しくご存知ですか?
乳癌と勘違いされる方もいるのですが、乳腺症でも“しこり”が片乳房、或いは両方に現れる方も多くいらっしゃいます。
これらの“しこり”はいわば、良性の癌とも言えるものですので、乳腺症と診断されている間は、当然ですが乳腺炎やその他の症状は現われはしても、悪性腫瘍である乳腺癌のように、直接的に命に関わるような症状は起こりません。
基本的には女性ホルモンバランスの変化によって現れることが多いのが乳腺症の症状なのですが、詳しいところがまだ解明されていないという、やや厄介な部分もあります。
ちなみに、更年期障害の一種として診断される場合も多いことからお分かりになるかも知れませんが、30歳代から40歳代の女性に多く見られるのが乳腺症の症状の特徴です。
これらは病気ではなく、あくまでも「加齢に伴う体調の変化の一種」ですので、あまり重大に受け取りすぎないことも、症状を重くしない、いわば予防になり得ます。
なお、中高年層に多いというだけで、様々な形で10歳代から20歳代の女性にも症状の出る方がおられます。
例えば思春期乳腺肥大症や授乳期の乳腺炎などが該当します。
また、極わずかですが男性でも起こる場合もあります。
自分はまだ若いから大丈夫、などとたかをくくらず、普段の食事や生活習慣も影響しますので、心がけることで予防になることを、心に留め置いて下さい。
出産経験がない(少ない)、子供を母乳で育てなかった、脂っこい食事をよく摂っている、乳房マッサージなどのケアをしていない等の場合に、10歳代、20歳代には現れなかった乳腺症の症状が更年期障害の一種として、生理前から生理中にかけて、乳房の痛みや張りを伴ったりするようなものです。
自分だけは大丈夫、そう思っていることが一番危険です。
乳腺症は病気じゃないから大丈夫、という考えも、確かに明確な病気ではありませんが、だからといって無視できるものではない、ということを知っておいて下さい。
このしこりが悪性化に変異して乳腺癌を発症する場合もあるのですから。
定期的な検診や乳腺外科クリニックなどの病院での受診により予防や治療が可能な病気なので是非、診察を受けてくださいね。


